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2023年7月19日更新
お茶の水女子大学では、卒業認定?学位授与の方針(ディプロマ?ポリシー)、教育課程編成?実施の方針(カリキュラム?ポリシー)及び入学者受入れの方針(アドミッション?ポリシー)を新たに改訂しました。
学部では、各学部で学修目標(身につけるべき力)である「教養知〈DPA〉、専門知〈DPB〉、実践知〈DPC〉、グローバル?リーダーシップ〈DPD〉」を、大学院では、専攻ごとに学位授与の方針である「教養知〈DPA〉、専門知〈DPB〉、実践知〈DPC〉」を、カリキュラム?ポリシーに明記し、ディプロマ?ポリシー〈DP〉との一体性?整合性をはかりました。
2023.7.19改訂
各授業科目の評価は、科目毎の特性に沿って試験、レポートや授業における発表の水準などで評価し、その評価割合についてはシラバスに明確に記す。また課程の修了には学位論文(博士前期課程では修士論文、博士後期課程では博士論文)を提出し、学位論文審査委員会による審査に合格することを必須とする。
専門的であると同時に学際的な視点から、人間の文化活動を通時的かつ共時的に幅広くとりあげ、総合的に探究するため、比較社会文化学の諸分野の特徴に合わせて、講義、演習などの授業科目および特別研究からなるカリキュラムを編成する。
上代から現代に至る各時代の日本文学、また日本語の歴史と体系について、学士課程教育で得られた知識を踏まえ、講義?演習科目の履修と特別研究により、本格的な研究方法を身につける。
講義?演習科目の履修と特別研究により、中国大陸、台湾、香港、東アジアなど、中国語圏における言語と文学を対象とする研究方法を習得し、幅広いアジア研究を行いうる力を身につける。
講義?演習科目の履修と特別研究により、学士課程で身につけた英語およびフランス語の技能をさらに向上させ、高度な運用能力を習得するとともに、学術的な思想を正確に理解し、また発信できる能力を身につける。
講義?演習科目の履修と特別研究により、多様な言語及び文化背景を持つ学習者を理解し、彼らのコミュニケーション能力を向上させるための基盤となる言語習得理論や方法、専門性と実践力を持ったグローバル社会の日本語教育専門家となりうる力を身につける。
講義?演習科目の履修と特別研究により、哲学、倫理学について専門的かつ体系的知識を習得し、考え方の多様性を知り、考える可能性を拡大するとともに、現代社会の具体的な諸課題をふまえつつ、理論的にまた柔軟に考察する力を身につける。
講義?演習科目の履修と特別研究により、多様な史料の読解を基礎とする歴史学の手法を身につけ、日本、ヨーロッパ、アジアにおける政治経済や社会文化の諸問題を、論理的かつ独創的に解明していく能力を養う。また美術史学の研究方法を高いレベルで体得することにより、視覚文化の批判的な読解を可能にする能力を身につける。歴史学?美術史学のいずれの分野においても、深い専門性とそれを支える幅広い教養?知識の習得が必須である。
講義?演習科目の履修と特別研究により、服飾、住居、工芸、デザインなどの生活造形をとりまく文化?歴史を、比較文化論、民俗学、歴史学などの手法によって多角的に探究することにより、生活と文化に関する幅広い教養と視野、および専門的知識と独創的な分析力を備え、生活文化論を人間理解の途として日本の内外に発信できる能力を養う。
講義?演習科目の履修と特別研究により、舞踊やスポーツなどの表現行動を理論的に分析するための高度な専門的能力を身につけ、幅広い教養と表現行動の実践に基づいた学際的で豊かな研究能力を養う。
講義?演習科目の履修と特別研究により、音楽を理論的に分析し実践するための能力の涵養とともに現場的な感覚を習得し、幅広い音楽の教養を身につける。
専門的であると同時に学際的な視点から、人間の発達について総合的に探究するため、人間発達科学の諸分野の特徴に合わせて、講義、演習などの授業科目および特別研究からなるカリキュラムを編成する。
学修成果の評価は、次のように行う。講義科目については、筆記試験、レポート、授業への参加度等によって、到達度を判断する。演習?実習科目等に関しては、発表、筆記試験、レポート、授業参加度、実習成果等により到達度を判断する。
人間の生涯にわたる発達と教育の過程を、教育思想、教育史、教育社会学、教育方法学?教育課程論、教育開発論、教育心理学、特別支援教育論等の多様な研究方法論ならびに講義?演習科目の履修と特別研究により科学的に探究する博士後期課程進学者を育てるとともに、諸教育問題の解決に資する高度な専門職業人を養成する。
講義?演習科目の履修と特別研究により、心理学における実証的な研究能力とともに、人間の心の原理や問題を多次元的、総合的に分析できる能力を有し、心理学の高度な専門性を要する職業を担える人材を養成する。
講義?演習科目の履修と特別研究により、発達臨床心理学の研究を行う基礎的な研究能力を養う。また、家庭、教育、医療、福祉、司法、産業等の様々な場における人々の心理臨床、発達的問題について専門的に対処する力を養成するのに必要なカリキュラムを設置する。なお、本コースは、(公財)日本臨床心理士資格認定協会の第1種指定校かつ公認心理師養成機関であり、資格認定のために必要なカリキュラムを設置する。
コース必修授業を通して社会学の基礎的な研究能力を養うとともに、専門社会調査士認定科目を含む講義?演習科目の履修と特別研究により、家族?コミュニティ?格差と排除?法?コミュニケーション?福祉等に関わる社会の諸問題を学際的視点をふまえつつ社会学的方法を用いて解明する力を身につける。学術的研究活動もしくは高度な専門性を有する職業活動を通して、それらの諸問題の解決に寄与し得る人材を養成する。
保育及び子どもに関する課題を、保育学、教育学、心理学、社会学、歴史学等の学際的な視点から、講義?演習科目の履修と特別研究により、保育?児童学領域の研究者、もしくは研究者的な視点を有する実践者として、家庭、保育?教育現場へ有効な支援を行える人材、そのような支援のあり方を研究する人材を育成する。
専門的であると同時に学際的な視点から、社会科学等とジェンダー視点を結びつけた研究について探求するため、ジェンダー社会科学が対象とする諸分野の特徴に合わせて、講義、演習などの授業科目および特別研究からなるカリキュラムを編成する。
1.博士前期課程では、学士課程の教育によって得た成果を発展させて、本学の多様かつ学際的な学術研究を背景とした広い視野に立つ精深な学識を授け、専門分野における研究能力または高度な専門性を有する職業を担うために必要な能力を身につけることができるように、各専攻各コースの教育課程を編成する。(DPA,DPB)
2.幅広い視野から自己の研究を位置づけることができるように、既成の専門分野にとらわれない学際性を特色とするカリキュラムを編成?実施する。また、副専攻制度と大学間交流協定により、高い専門性に立ちながら豊かな広がりを持つ知の創造に挑戦する研究を実践する。(DPB,DPC)
3.国際性を重視し、海外の研究機関と積極的に連携したカリキュラムを編成することにより、最先端の研究成果に触れる機会を提供すると同時に、多文化の相互理解に立脚した学際的な研究を推進する国際社会で活躍できる能力を養成する。(DPA,DPC)
今や生命科学を理解し応用することは、人間社会のあらゆる局面において必須の教養かつ技法であるとみなされている。生命科学コースでは、それに応えるための研究と開発を担う高度専門職業人を養成する。そのために本コースでは、生きているもの全てを対象に、生きているということはどういうことなのかを明らかにするための基礎的な研究を行いつつ、バイオテクノロジーに至るまでの広い領域の科学と技術を修める。また本コースでは、初等中等の理科教育や科学コミュニケーションの領域で活躍する人材養成も目指している。以上の観点に基づき、講義?演習科目及び修士論文作成のためのコース科目群の履修と特別研究により、学士課程で身につけた生命科学の理解をさらに向上させ、専門性と実践力を持つ能力を習得させる。
食と栄養に関する基礎研究から応用開発にいたる領域を対象とし、健全な食生活を構築するとともに、食に関する疾病や、食の安全性などの問題を解析?解決することを目的とする。そして、食や栄養に関する基礎的研究から応用開発や臨床対応までを担うことができる、食品企業の研究者や開発者、管理栄養士のリーダーなどの「食のスペシャリスト」を育成する。以上の観点に基づき、修士論文指導を中心としたコース科目群を編成し実施する。
医療保健の場において、遺伝と関連する状況の遺伝学的関与の医学的影響、心理社会的影響および家族への影響を理解し、かつ、適応していくことを支援する遺伝カウンセリングを実践できる、高度な専門性を有する職業人を養成する。さらに、その実践に必要な「エビデンスを明らかにするための遺伝カウンセリング研究」を行うための基盤を習得する。専門職としての認定遺伝カウンセラーの到達目標は知識、技術、態度からなっており、カリキュラムは認定遺伝カウンセラー資格取得の要件と整合性をもつように編成される。
1.遺伝カウンセリング学を構成する遺伝医学、医学、生命科学、心理学、医療社会学、倫理学について、医療の専門職になるという目的意識をもって確実に学習する。
2.遺伝カウンセリングに関して課題解決型の演習を行い、情報収集能力、知識を統合する能力、クライエントを理解し支援する能力を習得し、遺伝カウンセリングの実践に必要な知識、技術および態度を表現できるようにする。
3.病院において臨床実習を行い、専門職となるための自覚をもち、自己学習?生涯学習の重要性を認識した医療職としての態度を涵養し、遺伝カウンセリングにおける思考力、判断力、コミュニケーション技術を向上させる。
4.演習と臨床実習を通して、遺伝カウンセラーを含めた医療者や社会一般に向けた教育支援と啓発活動について理解する。
5.修士論文の作成により、論理的科学的思考とサイエンス?ライティングの能力を習得し、遺伝カウンセリング研究の基礎を習得し、自己学習の重要性手段を身につける。
専門的であると同時に学際的な視点から理学について探求するため、諸分野の特徴に合わせて講義、演習などの授業科目および特別研究からなるカリキュラムを編成する。
解析学?幾何学?代数学それぞれの分野における専門性を高めるための、また他分野への多様な理解も養うための講義?演習科目の履修と特別研究により、論理的問題解決力を育てることに加え、問題を研究し本質を見極め整理する能力を身につける。
宇宙?素粒子?物性理論?物性実験の広範な範囲をカバーする最先端な専門的知識と研究手法を講義?演習科目の履修と特別研究により身につける。
化学?生物化学の分野で必要とされる基礎的及び発展的知識と研究手法を講義?演習科目と特別研究により身につける。
学士課程での基礎的科学体系の習得に基づき、情報科学としての基礎理論および技術をさらに深化させる充実した講義?演習科目の履修と特別研究により、情報科学分野における自立した研究者あるいは高度職業人として成長するために必要な能力を身につける。
生活工学分野において、生活向上のための生活環境改良方策を具体的に提案する能力を培うため、以下のカリキュラムを編成する。本専攻は、奈良女子大学大学院人間文化研究科との共同専攻である。以降、学籍を置く大学(お茶の水女子大学)と、相手大学(奈良女子大学)と呼ぶ。相手大学に設置された共同専攻の科目も履修できる。なお、共同専攻の要件として相手大学の開講科目を10単位以上履修すること。
1.高度な専門知識と専門業務の従事に必要となる能力および領域横断的?総合的な能力を身につけるため、各自の研究計画にもとづき、講義?演習科目や大学院共通科目を履修し、指導教員に対して研究報告を行い、論文指導をうける。各専攻が定める学位論文の提出要件にしたがって、学位論文を作成する。(DPA,DPB,DPC)
2.前期課程での教育?研究を踏まえ、講義?演習科目等によって、専門知識の深化を図るとともに、国内外での調査研究や研究発表の機会を通じて領域横断的な創造的能力を涵養する。(DPA,DPB)
講義?演習科目の履修、研究?論文指導および学位論文の作成?審査を通して、国際的視野のなかで日本研究を進め、文学?言語学?言語教育学?歴史学?考古学?思想?文化?身体論の総合学としての日本学を、世界に発信する人材を養成する。それぞれの専門分