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大学院(博士前期課程)のアドミッション?ポリシー

2025年5月7日更新

大学院 博士前期課程

お茶の水女子大学のアドミッション?ポリシー

お茶の水女子大学は、学ぶ意欲のあるすべての女性の真摯な夢の実現の場であることを使命とし、幅広い教養と高度な専門性と実践力を身につけた女性リーダーの育成を目指しています。そのため不断に教育改革を進め、21世紀型文理融合リベラルアーツ教育の導入(2008年度)に引き続き、2011年度に複数プログラム選択履修制度を導入して新たな専門教育課程をスタートさせました。お茶の水女子大学では、すべての女性が年齢?国籍などにかかわりなく自立した女性として、生涯にわたって多様に活躍できるキャリア形成の場を提供しています。知的好奇心と探究心を抱き、勉学意欲に富んだ学生の入学を期待しています。

専攻?コースの概要及び入学者受入方針

博士前期課程は、広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力又は高度の専門性を要する職業等に必要な高度の能力を養うことを目的とする。

比較社会文化学専攻

社会と文化に関する専門研究を真に高いレベルで構築することを目指す本専攻は、個々の分野における専門研究を展開する基 礎となる充分な知識と学力をもち、さらに、学際的な研究視野を得るために必要な幅広い教養を具えた学生を求めている。

言語文化分野の4コース(日本語日本文学コース、アジア言語文化学コース、英語圏?仏語圏言語文化学コース、日本語教育 コース)では、人間の基本的営為の一つである言語活動とそれに基づいて営まれている様々な文化現象について、高度で総合 的な研究を行う。

人文学分野の5コース(思想文化学コース、歴史文化学コース、生活文化学コース、舞踊?表現行動学コース、音楽表現学コ ース)では、思想、歴史、生活の各側面とともに、身体活動を中核とした芸術系の分野を加え、専門的であると同時に学際的 な視点から、人間の文化活動を通時的かつ共時的に幅広くとりあげ、総合的に探究することを目指す。

日本語日本文学コース

多様な方法論に基づいて、各時代?分野ごとに日本文学及び日本語について深く研究し、日本文化の精髄にせまる。

本コースでは次の4点を備えた学生を受け入れる。

  1. 日本古典文学から日本近現代文学及び日本語学に関して、幅広い知見を有すること。
  2. 研究対象に対する専門的な知識を有し、かつ深い問題意識を持つこと。
  3. 一定の外国語(留学生は研究に必要な日本語)の読み書き能力を有すること。
  4. 十分なコミュニケーション能力を有し、学問の社会還元に前向きなこと。

アジア言語文化学コース

中国大陸、台湾、香港、東南アジアなど、中国語圏における言語と文学を主要な研究対象とする。中国古典の伝播と受容といった比較文化論的研究や、中国語と他言語の対照研究も行う。

中国語学や中国文学の研究者を目指す人、中国語教師、国語教師としてのスキルアップを目指す人を歓迎する。

本コースは専門(中国古典語学、現代語学、古典文学、近現代文学)に関する知見、中国語の読解力?口頭能力、および具体的な研究計画を有する学生を受け入れる。

英語圏?仏語圏言語文化学コース

英語圏言語文化専修と仏語圏言語文化専修に分かれるが、必要に応じ、各言語圏のあいだの交流や比較対照の視点も採り入れて研究を行う。研究分野は文学系と語学系に大別され、文学系では、各言語圏の文学と文化を研究対象とする。

語学系では、英語学、仏語学、ならびに英語学を基礎とした英語教育の研究を行う。

実際の選抜方法においては、特に以下の3点を評価の基準としている。即ち、自分の専門分野の言語と、更にそれとは異なる外国語とを確実に習得していること(英語、フランス語、ドイツ語、中国語から選択)、専門分野の基礎的な知識を十分に有していること、独創的な研究論文を書く能力が認められるということ、という3点である。

日本語教育コース

国内外における日本語教育への多様なニーズに対応できる高度な専門性と研究能力をもった人材の養成と現職日本語教員の再教育を行う。

日本語教育学及びその周辺諸領域における基本的な知識と、これらの領域において2年間で修士論文としてまとめられるような具体的な研究計画をもっているかどうかを専門試験と口述試験で判定する。

思想文化学コース

本コースは哲学と倫理学より成る。スタッフの専門も、前者に対応する、西洋(主に英米?独)の哲学?思想及びその伝統や方法を受け継ぐ現在の哲学研究と、後者に対応する、倫理と心理と宗教の接点を探るという問題関心による、西洋と日本の倫理思想の研究に分けられている。哲学で扱われる問題は、人間存在の基底や人間観、知識や言語のあり方やはたらき、文化や社会における価値や理想に関わり、われわれ自身の持っている世界観?価値観の基礎を再検討する契機となるものである。

倫理学では、厳密な原典研究の手法によって、人間のあり方を人間の内面、人と人との関係、超越的次元との関わりにおいて考察する。そのことは、私たち自身のあり方を問い直すことにもつながるはずである。

本コースの志望者は、本コースのこのような研究領域?姿勢を理解し、研究に関係するテキストや資料を理解し、共感するための基礎的な教養に加え、客観的?論理的な分析や議論を尊重し、また自身の研究の現代における位置付けや意義を考えられる視野と、問題を主体的に追求する積極性を求めたい。 

歴史文化学コース

歴史学の視点から、日本、ヨーロッパ、アジアにおける政治経済と社会文化の諸問題を、文字資料を始めとする多様な歴史資料を多角的に用いて研究し、また美術史学の視点から、視覚文化の実証的、批判的な分析?研究に取り組む。筆記試験では、資料や研究文献を読解するために必要な語学力と専門分野(日本史、アジア史、西洋史、美術史に区分)の研究をするうえで基本となる知識を測る。

口述試験では、卒業論文(又はそれにかわる研究成果)と研究計画を中心に、資料の分析能力や論理構成力を測る。将来、研究を仕事としていきたいという人とともに、前期課程で習得した能力や知見を社会の場で発揮したいという人の双方を歓迎する。

生活文化学コース

服飾?工芸?住居など生活造形を中心とした生活文化の諸事象を対象とし、文化史?社会史?比較文化論?民俗学などの多様な視座のもとで新しい学際研究を試みるコースである。特に、日本?西洋の服飾の歴史や現代モードなどの服飾文化を明らかにする研究、工芸?デザインなどを中心とした生活文化を比較文化論の立場から総合的に論じる研究、および代々受け継がれてきた生活文化を民俗学?文化人類学の立場から論じる研究が中心である。

生活文化に関する幅広い教養と視野、および研究対象についての専門的知識と独創的な分析力をもち、生活文化論を人間理解の途として日本の内外に発信する意思のある学生を求める。

舞踊?表現行動学コース

舞踊?スポーツなどの身体表現運動について、芸術学、民族学、教育学、身体運動科学などの分野から学際的に教育?研究を行なう。特に舞踊教育、舞踊芸術、民族舞踊、体育科教育、動作学、スポーツマネジメントといった研究領域が中心である。舞踊やスポーツの実践をふまえ、理論的、科学的知見を十分に修得した専門的人材(研究者、体育教師、指導者、上演者など)の育成を目指す。

本コースを志望するものは、舞踊やスポーツの実践経験を有することが望ましく、修士論文作成のために十分な外国語の能力と専門知識が求められる。

音楽表現学コース

音楽を文化表象として、理論と実践の双方から研究する。理論面では、日本を含めた世界の諸文化と音楽との関連を扱う音楽学研究、実践面では、西洋近代の鍵盤音楽と声楽を主要な対象として、身体行動による表現技術の研究を行ない、国際的に通用する研究者と演奏者を養成する。本コースでは、音楽学、声楽、ピアノいずれを専攻するにせよ、水準の高い修士論文が要求されるので、十分な外国語(特に英語)の力と専門知識とが必要である。また、大学院は研究の場であるので、自ら思考し実践する積極的姿勢を備えていることが求められる。

人間発達科学専攻

社会的かつ個人的存在としての人間とその発達過程を対象に、教育科学、心理学、社会学等をベースとして、学際的にアプローチする。また、社会的?心理的諸病理の解決を目指した実践的課題意識に基づいて、社会-人間-発達を総合的?有機的に結びつける理論と、経験科学的方法論を探究する。

教育科学コース

人間の生涯にわたる発達の過程を多様な方法論により科学的に探究するとともに、諸教育問題の解決に資する実践的な研究を行う。基礎科学?方法論として、教育思想、教育史、教育社会学を置き、またマクロ?ミクロの実践科学として教育課程論、教育方法論、教育開発論、教育心理学、特別支援教育論を設置する。

当コースでは、人間の発達について教育科学的に考えることのできる研究者および研究者的な視点をもつ実践者の育成をめざしている。第1次選考では、専門試験(英語読解を含む)によって、教育学の基礎的能力を確認する。第2次選考(口述試験)では卒業論文を含む出願書類を参照しながら、研究報告書、研究計画などを評価する。なお、卒業論文を重要な合否判定の資料とする。合否は第1次選考、第2次選考、卒業論文を総合的に判断する。卒業論文又は研究成果がわかるものがない場合には、第1次選考、第2次選考の結果により合否を判断する。本コースは、人間の発達に深い関心を持ち、自身の専門とする領域の研究方法に通暁した学生の入学を希望する。

心理学コース

心理学コースでは、人間の心理を、脳を核として、発達という時間軸、社会という空間軸の中で、多次元的?総合的に検討し理解する。

そのために次のような授業科目を設けている。「発達心理学特論」「認知科学基礎論」「社会心理学特論」「健康心理学特論」「教育心理学基礎論」。これらの授業科目における教育?研究を通して心理学領域の研究者を育成することが、本コースの目的である。

将来研究者や心理学の専門職を希望する学生を期待する。すでに心理学の基礎的な統計的手法や研究方法を習得していること、英文の学術論文の読解力を求める。広い分野への関心を期待しつつ、「発達心理学」「認知心理学」「社会心理学」「臨床心理学/健康心理学」「教育心理学」の分野のいずれかにおいて専門的な研究をすすめる意欲のある学生を求める。入学試験では、専門試験(英語読解を含む)によって、志望する分野において専門的な研究を進めるために必要な基礎的能力を確認する。

発達臨床心理学コース

発達臨床心理学の教育及び研究を行う。臨床心理学を柱として、特に家庭、教育、医療、福祉、司法、産業等の場における心理臨床的、発達的問題について専門的に対処する力を養成するとともに、発達臨床心理学の研究を行う基礎的な研究能力を養う。

コースとしては、次のような学生に学んで欲しいと願っている。

1)臨床心理士?公認心理師として将来臨床活動及び研究活動に携わりたい方

2)臨床心理学の研究者として大学?研究機関で研究と教育?訓練に携わりたい方

そのため、入学の条件として、専門、外国語の力に加えて、志望目的、研究計画の明確さを求める。また、臨床実験の場としての心理臨床相談センターの活動に授業時間以外の時間を割ける方を求める。加えて、対人援助職に必要な基盤となる対人スキル、対人志向性をもっている人を求める。

また、英語の心理学専門書?心理学学術論文を数多く読むことは、当コースの学習に必須である。

(補足)本コースのカリキュラムは臨床心理士?公認心理師の両方の受験資格取得要件に対応している。

応用社会学コース

現代社会の諸問題(家族?地域、コミュニケーションの問題など)を社会学的に研究する。

人間関係、職業集団、ネットワークを扱う「社会集団論」、逸脱、差別、コ